著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

低回顧望【ていかいこぼう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
低回顧望

「低回」は「低徊」「彽徊」とも書く。

【読み方】
ていかいこぼう

【意味】
行きつもどりつして前後をふりかえるさま。

【語源・由来】
「低回」はさまよう、行きつもどりつすること。

【典拠・出典】
日本外史』新田氏前記」

低回顧望(ていかいこぼう)の使い方

ともこ
お世話になった先生のお別れの会はうまくいったの?
健太
うん。とても盛り上がったんだよ。先生に感謝の気持ちを伝えることができたし、大成功だったと思うよ。
ともこ
へえ。よかったわねえ。
健太
うん。先生は学校を出るとき、低回顧望して名残を惜しんでいたよ。

低回顧望(ていかいこぼう)の例文

  1. 健太くんは、帰る際、低回顧望して去りがたそうでした。
  2. 低回顧望して名残惜しそうにしていたので、よほど楽しかったんだと思います。
  3. 公園を出るとき、低回顧望して公園を振り返ってみている息子に、また来ようねと声をかけました。
  4. 低回顧望してみていたので、健太くんはもっと店内をじっくりみたかったようです。
  5. 集合の時間が近づいてきたので、低回顧望して名残を惜しみ、しぶしぶその場から去ることにしました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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