著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

泥船渡河【でいせんとか】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
泥船渡河

【読み方】
でいせんとか

【意味】
人生行路の危険なことのたとえ。

【語源・由来】
泥で作った船で川を渡るという意味。「泥船に乗りて川を渡る」の略。

【典拠・出典】
三慧経

泥船渡河(でいせんとか)の使い方

ともこ
健太くんの通学かばんは重そうね。いったい何が入っているの?
健太
人生は泥船渡河、油断ができないからサバイバルグッズが入っているんだよ。
ともこ
油断できないってわかっているなら、勉強をして賢く世渡りするべきだと思うわ。
健太
それもそうだね。明日からは教科書を持ってくるよ。

泥船渡河(でいせんとか)の例文

  1. 先人からできるだけ多くのことを学ばないと泥船渡河、人生は危険ばかりです。
  2. 渡る世間は鬼ばかり、泥船渡河というように危険なことばかりです。
  3. 社会に出ると泥船渡河というように危ないことが多いけれども、君たちならば乗り越えられると信じています。
  4. 生きることは困難の連続で、泥船渡河なので、生き抜くすべを自分で学ぶ必要があります。
  5. 社会に出たら泥船渡河、守ってくれる先生はいないし、自分の力で立ち向かっていくしかない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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