著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

泥車瓦狗【でいしゃがこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
泥車瓦狗

【読み方】
役に立たないもののたとえ。

【語源・由来】
泥で作った車や瓦で作った犬。

【典拠・出典】
潜夫論』「浮侈」

【類義語】
・土牛木馬(どぎゅうもくば)
陶犬瓦鶏(とうけんがけい)
・瓦鶏陶犬(がけいとうけん)

泥車瓦狗(でいしゃがこう)の使い方

健太
ともこちゃん。父さんに電子辞書を買ってもらったんだ。とってもかっこいいでしょう?
ともこ
普段は勉強をしない健太くんにとっては泥車瓦狗だと思うけどね。
健太
これで僕も勉強をやる気になるかもしれないじゃないの。
ともこ
絶対使わない、泥車瓦狗になると思うわ。

泥車瓦狗(でいしゃがこう)の例文

  1. 僕にとっては泥車瓦狗だけれども、君が使えばきっと役に立ててくれるでしょう。
  2. 車を買っても、ほとんど外出しない君にとっては泥車瓦狗です。
  3. 携帯電話にいろんな機能が付いていても使いこなせないんだから泥車瓦狗、電話は電話機能だけでいい。
  4. 泥車瓦狗だと思うけれども、もしかしたらいつか必要になるかもしれないから捨てずにとっておこう。
  5. 学者になりたい僕にとって、泥車瓦狗といえる勉強はほとんどない、いろんなことを学び吸収したい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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