多岐亡羊【たきぼうよう】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
多岐亡羊

【読み方】
たきぼうよう

日本漢字能力検定
3級

【意味】
枝道が多いため逃げた羊を見失うように、どれを選んだらよいのか思案にあまることのたとえ。道を求める者が末節にこだわり、真理に到達し難いこと。学問の道があまりに細分化しすぎ、真理が見失われがちになるたとえ。

【語源・由来】
「多岐」は枝道・分かれ道が多いこと。「亡羊」は羊が逃げる意から。

【類義語】
・岐路亡羊(きろぼうよう)

【英語訳】
difficult to select the best way

difficultは「難しい」という意味の形容詞。
英文例
学問は多岐亡羊だ。The leaning is like difficult to select the best way.

多岐亡羊(たきぼうよう)の使い方

ともこ
最近、自分の進路について悩んでいるのよ
健太
まだ随分先のことじゃない?悩むのは早すぎると思うよ
ともこ
そんなことないわよ。やりたいことを早く見定めないと、選択肢が多すぎて多岐亡羊になっちゃうわ
健太
まあ、ぼくは野球選手になるのが夢だから迷わないけどね

多岐亡羊(たきぼうよう)の例文

  1. 子供の頃から数字遊びが好きで大学は数学科を選んだのだが、この世界は奥が深い。考えれば考えるほど答えが複数存在する気がして、多岐亡羊に陥りそうになる。
  2. 本当は絵を描く仕事につきたいのだが、両親からはもっと堅実な仕事を選びなさいと説得されている。絵にこだわるか、確実な道を行くか、多岐亡羊だ。
  3. もう5年も付き合っている彼女がいる。そろそろプロポーズをしようと思うのだが、うまいシチュエーションを思いつかない。一生の思い出に残るようにしたいと思えば思うほど多岐亡羊になる。
  4. 次の新製品のアイディアが複数あり、みんなで議論して候補を2つまで絞ったのはいいが、ここから先が決まらない。グループ内の意見も真っ二つに割れていて、すっかり多岐亡羊だ。
  5. 母から、そろそろ塾に行き始めたらと言われたので、どこにしようかと考えているが、友達が通っている大手塾が2種類あって、どちらを選べば良いのか迷う。いくら考えても多岐亡羊で決められない。

まとめ

「多岐」は枝道・分かれ道が多いこと、「亡羊」は羊が逃げる意から、多岐亡羊(たきぼうよう)は、どれを選んだらよいのか思案にあまることのたとえを意味する言葉となりました。重要な決断を迫られると、多岐亡羊(たきぼうよう)になりやすいですが、じっくりと考えて後で後悔しない道を選択しましょう。

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