著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

蹈節死義【とうせつしぎ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
蹈節死義

「節を蹈み義に死す」とも読む。

【読み方】
とうせつしぎ

【意味】
節操を守り、正義のために命を捨てること。

【語源・由来】
「蹈節」は節操を守ること。「死義」は正義のために死ぬこと。

【典拠・出典】
晋書』「元帝紀」

蹈節死義(とうせつしぎ)の使い方

健太
ゴレンジャーの人たちって蹈節死義することは、当たり前のことなんだろうね。
ともこ
そうね。正義のために命を懸けているわよね。
健太
ゴレンジャーが結婚して子供が生まれたら、子供のために生きたいって思わないのかな?
ともこ
だからなのか、ゴレンジャーには独身しかいないような気がするわ。

蹈節死義(とうせつしぎ)の例文

  1. ともこちゃんを守るために蹈節死義するなんて、きっと健太くんは本望だったことでしょう。
  2. 命は鴻毛より軽し、蹈節死義することを決して後悔しないでしょう。
  3. 蹈節死義、正義のためならこの命、惜しくはありません。
  4. 暴漢を命がけで追いかけたあの警察官は、蹈節死義が大事だと考えていたようです。
  5. 友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない、蹈節死義だとヨハネはいっています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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