【四字熟語】
蟷螂之衛
「螳螂」は「蟷螂」「蟷蜋」とも書く
【読み方】
とうろうのえい
【意味】
微弱な兵力・兵備のたとえ。
【語源・由来】
「螳螂」はかまきり。「衛」はまもり・守備、防備する人という意味。
【典拠・出典】
『文選』左思「魏都賦」
蟷螂之衛(とうろうのえい)の使い方
ともこちゃん。あんな屈強なチームに勝つなんて無理だよ。
確かに我々のチームは蟷螂之衛だけれども、知恵を絞れば勝つことも可能だと思っているわ。
何か秘策があるの?
あるわよ。まかせておいて。
蟷螂之衛(とうろうのえい)の例文
- こんな蟷螂之衛では万が一隣国に攻め込まれた時に対応できない、国防にお金をかけるべきだという意見が出ています。
- 毛利元就は、蟷螂之衛でも優れた知略で他大名を圧倒し、中国地方一の大名にまでのしあがった名将です。
- 蟷螂之衛でありながらも、全戦負けなしの上杉謙信は、今でも人気のある大名です。
- あの武将は蟷螂之衛でもあれだけの活躍を見せたのだから、数十万の兵を率いていたら歴史は変わっていたかもしれません。
- 蟷螂之衛でも、世界になくてはならない存在になることで国を守りました。