【四字熟語】
呑吐不下
【読み方】
どんとふげ
【意味】
他人に何とも応答できないことのたとえ。
【語源・由来】
飲むことも吐くこともできないという意味。仏教の語。
【典拠・出典】
『虚堂録』「一」
呑吐不下(どんとふげ)の使い方
健太くん。面接の練習はしっかりしたの?
うーん。面接の練習はやっていないけれども大丈夫、なんとかなるでしょう。
本番は緊張して呑吐不下となってしまうかもしれないわよ。甘く見ないでしっかり練習をしないとだめよ。
そうだね。ともこちゃんの話を聞いていたら、だんだん不安になってきたよ。
呑吐不下(どんとふげ)の例文
- 突然の質問に、健太くんは呑吐不下、動揺してあわあわしていました。
- ともこちゃんはどんな質問にも呑吐不下とならない、面接の達人なんです。
- 呑吐不下という事態にならないように、各人、臨機応変、柔軟な対応をできるようにしておいてください。
- 正直者の健太くんは、本当のことは言えない、でも嘘はつけないという状況の中で呑吐不下といった様子でした。
- 呑吐不下、予想外の質問に何と答えていいのかわかりませんでした。