【四字熟語】
内清外濁
「内は清く外は濁る」とも読む。
【読み方】
ないせいがいだく
【意味】
内心は清潔さを保持しながら、うわべは汚れたさまを装い、俗世間とうまく妥協しながら生きていくこと。
【語源・由来】
乱世で身を保持する処世術。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・和光同塵(わこうどうじん)
内清外濁(ないせいがいだく)の使い方
健太くん。クラスメイトとけんかをしたそうね。
そうなんだ。間違っていると思ったから間違っていると指摘しただけなのに、クラス全員を敵に回してしまったんだよ。
ぐっと正義の心を飲み込んで、内清外濁して世渡り上手になることも大切よ。
まさに、ともこちゃんの言うとおりだよ。
内清外濁(ないせいがいだく)の例文
- 真の正義を貫くには、内清外濁し俗世に合わせなくてはいけません。
- 内清外濁して適当に相槌を打っておけばいい。
- そんなとんがってないで、内清外濁して俗世間と歩調を合わせてごらん、意外と生きやすくなるよ。
- 正義を主張することをやめ内清外濁して生きてきました。
- 内清外濁し、うまくやって組織の上に上り詰めてから、正義を主張すればいい。