著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

難中之難【なんちゅうのなん】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
難中之難

【読み方】
なんちゅうのなん

【意味】
難しいことの中でも、とりわけて難しいこと。

【典拠・出典】
無量寿経』「下」

難中之難(なんちゅうのなん)の使い方

健太
ともこちゃん。このパズルを解くことができる?
ともこ
どれどれ。
健太
難中之難といわれているパズルだから、学校一の天才と言われているともこちゃんでも無理だろうな。
ともこ
解けたわよ!

難中之難(なんちゅうのなん)の例文

  1. 黒部ダムの建設は、難中之難どころか絶対不可能とまで言われていました。
  2. 難中之難といわれていた事業を成功させたのは、何といってもともこちゃんの活躍があったからでしょう。
  3. この試験に合格するのは、司法試験より難しく難中之難だと言われています。
  4. ともこちゃんはとても厳しい人なので、彼女の秘書を務めるのは難中之難という話です。
  5. あの会社と契約するのは難中之難と言われているのに、健太くんは、一体どうやって担当者を口説き落としたんだ。

まとめ

ある年の第一回目の漢字検定では約60万人の人が受験し、そのうち最高峰の一級を受験したのはたった1300人。そして栄光の一級に合格したのは125人でした。やっぱり一級は難中之難なんですね。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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