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一木難支【いちぼくなんし】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

一木難支の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
一木難支

【読み方】
いちぼくなんし

【意味】
ひとたび崩壊しかかると、一人の力ではどうすることもできないということ。

四字熟語の博士
「一木難支」という四字熟語は、一度壊れかけると、たった一人の力では直すことができない、という意味を持っているんだ。
大きな問題や困難に直面した時、一人だけでは対処できないことを示しているのだよ。
助手ねこ
ええっと、それって「大変なことになったら、一人ではどうにもならん」ってことやな。
これは、「一人では難しいことも、みんなで協力すれば乗り越えられる」ってことを教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
大きな建物が崩れるときは、もはや一本の柱では支えられない、という意味です。

【典拠・出典】
文中子』事君

【類義語】
・独木難支(どくぼくなんし)

【英語訳】
one is helpless alone

一木難支(いちぼくなんし)の解説

カンタン!解説
解説

「一木難支」っていうのは、もう崩れそうになってる大きなものを、一人や一つの力だけでは、どうにも止められないってことを言う言葉だよ。例えば、大きな建物がぐらぐらしてきたとき、一本の柱だけでは、その建物を支えきれないってこと。それをイメージしてみて。

「大廈」とは、本当に大きな建物のことを指すんだ。だから、「一木、大廈の崩るるを支うる能わず」というのは、「一本の木や柱だけでは、大きな建物が崩れるのを止めることはできない」って意味だよ。

この「一木難支」という言葉は、『文中子ぶんちゅうし』っていう本に出てくるんだ。この本は、事君じくんって人が書いたんだよ。

要するに、この四字熟語は、「一つの力だけでは、もう崩れそうなものを止められない」ってことを教えてくれるんだよ。だから、大変な時や難しい問題が起きたとき、一人だけの力ではなく、みんなの協力が必要ってことを思い出してね。

一木難支(いちぼくなんし)の使い方

ともこ
今度の文化祭はお化け屋敷と飲食店の提案があったけど、どのようになったの?
健太
僕はお化け屋敷を提案してみんなに説明したんだけど、
ほぼ全員の女子が飲食店が良いと言いだして、多くの男子もその方向性になっているんだ。
ともこ
飲食店は他のクラスでも人気があるよね!
今の状況をなかなかひっくり返すのは難しいんじゃない?
健太
そうだね、まさに一木難支の状況だね。

一木難支(いちぼくなんし)の例文

例文
  1. 国政が混乱してしまっては隣国がどう口を出そうとも、支援してくれようとも、一木難支という他はないでしょう。
  2. 地震で建物が崩れたことでパニックになり、逃げ惑う人々を落ち着かせ誘導しようとしたが、一木難支とはこのようなもので私の力ではどうすることも出来なかった。
  3. 党の方針が定まったことで、党全体の流れが今回の提案に反対の方向となったため、私の立場は一木難支の状況とならざるを得なかった。

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