安常処順の意味(出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
安常処順
【読み方】
あんじょうしょじゅん
【意味】
穏やかな日常に慣れ、万事がうまくいっている境遇であること。
ほぉ、それって「毎日が平和で、何も困ったことがないっていう快適な状態」みたいなもんやな。
トラブルがひとつもなくて、すべてがスムーズに行ってる時のことをいうんやな。
ほんまに、こんな状態が続くとええなぁ。
それって、まさに「のんびりと快適な日常」を楽しんでるって感じやね。
トラブルがひとつもなくて、すべてがスムーズに行ってる時のことをいうんやな。
ほんまに、こんな状態が続くとええなぁ。
それって、まさに「のんびりと快適な日常」を楽しんでるって感じやね。
【典拠・出典】
『荘子』「養生主」
【類義語】
・安居楽業(あんきょらくぎょう)
・安閑恬静(あんかんてんせい)
【英語訳】
being satisfied with the life that the way it is.
be in a good circumstance
英語例文
彼は苦労せずに今の地位を得て、安常処順である。
He never had effort to be in his position and is satisfied with his life.
彼は苦労せずに今の地位を得て、安常処順である。
He never had effort to be in his position and is satisfied with his life.
安常処順(あんじょうしょじゅん)の解説
カンタン!解説
「安常処順」は、ちょっと難しい四字熟語だけど、要するに、いつもの普通の日常がとても平和で、何も問題や困難がなく、全てのことがスムーズに進んでいるような状態を指すんだよ。
「安常」というのは、普段通りで特に変わったことがない、という意味だよ。だから、安定しているとか、何も変わり映えしないって感じの意味があるんだ。「処順」は、何もトラブルがなく、全ての事が順調に行っている状態を表しているよ。
例えばね、普段の生活で、学校や仕事も順調で、友達や家族とも仲良く、特に大きな問題や悩みがない時、そんなときに「安常処順な日々を過ごしている」と言えるんだ。
そして、例文の「老後は安常処順な暮らしがしたい」というのは、高齢になった時には、何も悩みや困難がなく、平和で穏やかな生活を送りたい、という希望を表しているんだよ。老後、つまり高齢になると、身体も弱くなってくるし、色んな問題が出てきやすいから、そういう問題や困難を避けて、平和に過ごしたいというのが、多くの人の願いだよね。
安常処順(あんじょうしょじゅん)の使い方
健太くんのママってもうすぐ誕生日じゃなかった?何かプレゼントとか用意したの?
うーん、考えてるんだけどね。何がいいのかわからなくてさ。欲しいものあるか聞いても特にないって言うしね。
なんだろうね。だけどママって何か欲しいものあるって聞いてもだいたいないって言うのよねー
ともこちゃんとこも?やっぱりそうなんだ。なんか欲がないって言うかね、ああ言うのを安常処順って言うのかなぁ
安常処順(あんじょうしょじゅん)の例文
- 私の両親は老後は安常処順な暮らしがしたいと、私が子供の頃からずっと言っていた。そんな暮らしができるよう私もできるだけ努力はしてあげたい。
- 私の父は出世もしなかったが、それに対して全く愚痴を言うわけでもなかった。家族思いのいい父だった。安常処順な人とは彼のことを言うのだろう。
- 安常処順な暮らしがあたかもいいことのように言われているが、私から言えばただ向上心がないだけのように思われる。
- 彼は本当は野望や夢があるのだ、ただそれを実現させるだけの実力や行動力がないから自分のことを安常処順と言い訳をしているだけだと思う。
つまり、普通の日々が平和で、万事が順調に進むことからきているんだ。