【四字熟語】
佩韋佩弦
【読み方】
はいいはいげん
【意味】
自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。
【語源・由来】
「佩」は佩び物。「韋」はなめし皮でやわらかく、「弦」はゆみづるできびしい。
中国、戦国時代の西門豹は短気な性格を柔軟なそれにしようとなめし皮を身につけ、春秋時代の董安干はのんびりした性格を厳格なものにしようとゆみづるを身につけた故事から。
【典拠・出典】
『韓非子』「観行」
【類義語】
・韋弦之佩(いげんのはい)
佩韋佩弦(はいいはいげん)の使い方
健太くん。なんで針を持ち歩いているの?危ないじゃないの。
ああ。これは佩韋佩弦を帯びて怠け癖のある性格を矯正しようと思って持ち歩いているんだ。
・・・怠けそうになったときそれをどうするの?
こうやって手を刺すんだよ。痛くて眠気も怠け癖も飛んで行ってしまうんだよ。
佩韋佩弦(はいいはいげん)の例文
- 短気な性格を直したかったので佩韋佩弦を帯びることにしました。
- 佩韋佩弦を帯びて、他人に厳しく自分に甘くなりがちな性格を矯正しました。
- 佩韋佩弦を帯びないと自分の欠点を治せないなんて、なんて弱い人間なんだ。
- 健太くんのそういうところが嫌いなのよとともこちゃんにいわれたので、佩韋佩弦を帯びて直す努力をしています。
- 佩韋佩弦を帯びて自分の欠点と向き合いました。