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韋弦之佩【いげんのはい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

韋弦之佩の意味(語源由来・出典・類義語)

意味

【四字熟語】
韋弦之佩

【読み方】
いげんのはい

【意味】
自分の性格を改めて修養しようと戒めのための物を身につけること。

「韋」はなめし皮でやわらかく、「弦」は弓づるで強く厳しい、「佩」は佩び物。
四字熟語の博士
「韋弦之佩」という四字熟語は、身につけているなめし革や弓の弦を意味するんだが、それを使って自分の性格の欠点を直そうとする意志を示しているんだよ。
助手ねこ
ほほー、それはつまり、「自分のダメなところをちゃんと認めて、それを直そうって思う」ってことか!
みんな、自分のちょっとしたダメなところ、気づいて努力するって大切やな。
この言葉、自分を見つめ直す時の参考になるわな!

【語源・由来】
中国、戦国時代、西門豹は短気な性格を柔軟なそれにしようと、なめし皮を身につけ、春秋時代の董安干はのんびりした性格を厳格なものにしようと弓のつるを身につけたという故事から。

【典拠・出典】
韓非子』「観行」

【類義語】
佩韋佩弦(はいいはいげん)

韋弦之佩(いげんのはい)の解説

カンタン!解説
解説

「韋弦之佩」っていうのは、自分の性格や行動の悪いところを気づいて、それを改めようとするときに使う表現なんだよ。考え方としては、自分の悪いところを隠すために、それとは反対のものを身につけて、自分を戒めるイメージだね。

この四字熟語の中の「韋」は、柔らかくて丈夫ななめし革のこと。そして「弦」(ちなみに「絃」とも書くよ)は、弓の糸や弓づるのことを指すんだ。「佩」は、身につけるアクセサリーやものって意味だよ。

この言葉の背景には、面白い話があるんだ。昔の中国の時代、西門豹せいもんひょうっていう人は、自分が短気だって気づいて、その性格を改めるために、柔らかいなめし革を身につけたんだって。一方で、董安于とうあんうっていう人は、自分がちょっとだらしなくてのんびりしている性格だったから、ピンと張りつめた弓の糸を身につけて、自分を戒めたんだよ。

この言葉や背景のお話は、『韓非子かんぴし』っていう古い本から来ているんだよ。

要するに、この「韋弦之佩」っていうのは、自分の欠点を直すために、自分を常に戒めるための方法や考え方を指す言葉なんだ。自分の性格の悪い部分を気づいて、それを改善しようとする心意気を大切にするっていうメッセージがこめられているんだね。

韋弦之佩(いげんのはい)の使い方

健太
夏休みだからって生活リズムをくずして宿題をしない自分をなんとか改善したいんだ。
ともこ
韋弦之佩帯びたらいいわよ。
健太
韋弦之佩?それはいいね。ともこちゃんの怒った顔を携帯して、さらに部屋中に貼っておこう。そうしたら怖くて眠ってなんかいられないぞ。
ともこ
なんですって!

韋弦之佩(いげんのはい)の例文

例文
  1. 韋弦之佩を帯びて、生徒会長として責務を果たしていきたいと思っています。
  2. 学級委員長として、皆が楽しく毎日過ごせるように、韋弦之佩を帯びてがんばります。
  3. 韋弦之佩を帯びて、受験が終わるまで自分の弱さに負けない様にします。
  4. 韋弦之佩を帯びて、時間にルーズな性格を治します。
  5. 韋弦之佩を帯びるという覚悟ができていますので私にお任せください。

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