【四字熟語】
敗柳残花
【読み方】
はいりゅうざんか
【意味】
美人の容姿が衰えたことのたとえ。また、妓女や売春婦などのたとえ。
【語源・由来】
枯れた柳と盛りを過ぎた花。中国では春を告げる柳と花を若々しい娘に見たて、流葉眉・柳腰・花顔を美人のたとえとして用いるが、その敗れ残(そこな)われた姿を称した言葉。
【典拠・出典】
『西廂記』
敗柳残花(はいりゅうざんか)の使い方
久しぶりにあの女優さんを見たけれども、敗柳残花だったよ。
老いはどうしようもないわよね。
劣化ってああいうことを言うんだろうね。
そういうことを言う人がいるから、女性は年をとることが怖くなるのよ。
敗柳残花(はいりゅうざんか)の例文
- あの可憐だったともこちゃんが敗柳残花、時の流れは残酷だ。
- 美人だった彼女が敗柳残花、さすがにもう化粧でごまかすことはできなくなってきたようです。
- 同窓会で敗柳残花といわれないように、エステと美容院に行って入念に準備しました。
- 健太くんに敗柳残花、劣化していて誰かわからなかったよといわれてしまいました。
- 鏡を見て、敗柳残花となった自分の姿に愕然としました。