【四字熟語】
波詭雲譎
【読み方】
はきうんけつ
【意味】
文章が自在で非常に巧妙なこと。
【語源・由来】
波や雲のように自由自在に限りなく変化すること。「詭」と「譎」はあやしい・あざむくという意味。転じて人の目を奪い驚かすという意味。
【典拠・出典】
『文選』揚雄「甘泉賦」
【類義語】
・波譎雲詭(はけつうんき)
波詭雲譎(はきうんけつ)の使い方
ともこちゃんが書いた小説を読んだよ。波詭雲譎だったね。
渾身の作なのよ。
関係のない短編の集まりなのかと思ったら、最後の話ですべてがつながるんだもん。びっくりしたよ。
うれしいわ。その読者の反応のために書いているようなものよ。
波詭雲譎(はきうんけつ)の例文
- 彼女の文章は波詭雲譎で、老若男女問わず幅広い読者から人気があります。
- 新作は波詭雲譎、今まで読んだことがない新しい手法でした。
- 健太くんの描いた文章は波詭雲譎で説得力があるものでした。
- 波詭雲譎な文章は多くの人を魅了し、瞬く間にロングセラーになりました。
- ともこちゃんの新作がもうすぐ発表されるようだけれども、波詭雲譎な文章を書く彼女のことだから、また読者をあっと驚かせてくれるだろう。