【四字熟語】
麦穂両岐
【読み方】
ばくすいりょうき
【意味】
豊作のまえぶれのこと。また、善政のたとえ。
【語源・由来】
「麦穂」は麦の穂。「両岐」は二またに分かれること。麦の穂が二またになって実るという意味。
【典拠・出典】
『後漢書』「張堪伝」
麦穂両岐(ばくすいりょうき)の使い方
昨日の雷はすごかったねえ。
本当にすごかったわね。落雷による被害も多かったそうよ。
春雷は麦穂両岐だっていうよね。
そんな言い伝えがあるの?本当にそうなるといいわよね。
麦穂両岐(ばくすいりょうき)の例文
- 時宜を得た降雪は、翌年の麦穂両岐で縁起がいいといわれているので、来年は豊作が期待できます。
- 瑞雲が現れたから麦穂両岐、きっと穏やかな治世が続くでしょう。
- ブータンではツルは麦穂両岐の象徴で、ツルの飛来は豊作への期待のみならず喜びをもたらしてくれます。
- 今年はホウネンエビがたくさん田んぼに姿をあらわした、麦穂両岐、豊作で間違いない。
- 昇り竜のような雲が空に浮かんでいる、きっとこれは麦穂両岐の兆し、今日の選挙では素晴らしい人が選ばれるに違いありません。