【四字熟語】
伯楽一顧
【読み方】
はくらくのいっこ
【意味】
達識の人に能力を認められ重用されるたとえ。
【語源・由来】
「伯楽」は中国春秋時代の人で、名馬を見分けることで知られた。「一顧」は一度ふりかえってみること。
伯楽が数多い馬の中の一頭をちょっとふりかえって見ただけで、その馬は名馬として十倍の値がついたという。
【典拠・出典】
『戦国策』「燕策」
伯楽一顧(はくらくのいっこ)の使い方
健太くんは今度の試合でレギュラーに選ばれそうなの?
顧問の先生の伯楽一顧を得たから大丈夫そうだよ。
あの先生の伯楽一顧を得るなんてすごいわね。
一生懸命アピールしたからね。
伯楽一顧(はくらくのいっこ)の例文
- プロデューサーの伯楽一顧によって、私はアイドルグループのセンターに抜擢されました。
- 社長の伯楽一顧を得て部長に昇進しました。
- 伯楽一顧によって頂点まで上り詰めることができました。
- 先生の伯楽一顧を得たことで、周りの僕を見る目が変わりました。
- チャンスに恵まれることなく場末の劇場で演技を続けていた僕は、社長の伯楽一顧によって、ドラマの主演の座を射止めるまでになりました。