著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

伯楽一顧【はくらくのいっこ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
伯楽一顧

【読み方】
はくらくのいっこ

【意味】
達識の人に能力を認められ重用されるたとえ。

【語源・由来】
「伯楽」は中国春秋時代の人で、名馬を見分けることで知られた。「一顧」は一度ふりかえってみること。
伯楽が数多い馬の中の一頭をちょっとふりかえって見ただけで、その馬は名馬として十倍の値がついたという。

【典拠・出典】
戦国策』「燕策」

伯楽一顧(はくらくのいっこ)の使い方

ともこ
健太くんは今度の試合でレギュラーに選ばれそうなの?
健太
顧問の先生の伯楽一顧を得たから大丈夫そうだよ。
ともこ
あの先生の伯楽一顧を得るなんてすごいわね。
健太
一生懸命アピールしたからね。

伯楽一顧(はくらくのいっこ)の例文

  1. プロデューサーの伯楽一顧によって、私はアイドルグループのセンターに抜擢されました。
  2. 社長の伯楽一顧を得て部長に昇進しました。
  3. 伯楽一顧によって頂点まで上り詰めることができました。
  4. 先生の伯楽一顧を得たことで、周りの僕を見る目が変わりました。
  5. チャンスに恵まれることなく場末の劇場で演技を続けていた僕は、社長の伯楽一顧によって、ドラマの主演の座を射止めるまでになりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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