著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

発人深省【はつじんしんせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
発人深省

【読み方】
はつじんしんせい

【意味】
人を啓発して、物事を深く考えるようにさせること。

【語源・由来】
「発」は引きあげる、高めるという意味で、「発人」は人を啓発すること。「深省」は深くかえりみるという意味。

【典拠・出典】
杜甫「遊竜門奉先等」

発人深省(はつじんしんせい)の使い方

ともこ
大会を目前にして、空手部の士気がものすごーく上がっているわね。
健太
そうなんだ。顧問の先生が生徒たちを発人深省させるのが上手なんだ。
ともこ
へえ。それはいい顧問の先生にあたったわね。幸運なことね。
健太
うん。部活の時間が楽しくてしょうがないんだよ。

発人深省(はつじんしんせい)の例文

  1. 彼はやる気のない生徒たちを発人深省させ、生きる楽しさを教えました。
  2. 学校では勉強を教えるだけではなく発人深省といったプログラムが必要だと思うのです。
  3. 発人深省させるために、生徒には自分の人生の目標を見つけるよう教え手助けをしています。
  4. 健太くんのお父さんは、自分の子供たちに薫陶し発人深省させる達人でした。
  5. 発人深省して学ぶ意味を見つけたとき、子供はおもしろいくらいに才能を伸ばします。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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