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暗送秋波【あんそうしゅうは】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
暗送秋波

【読み方】
あんそうしゅうは

【意味】
①目でこっそりと情を伝えること。こっそり色目を使うこと。
②表ではうまく立ち回り、陰で悪だくみをすること。

【語源・由来】
「暗」はひそかに、こっそりの意。
「秋波」は流し目、色目のことで、美人のまなざしは秋の波のように涼しげであるということから。

訓読では「暗に秋波を送る」となり、ひそかに機嫌をとって取り入ろうとすることをいう。

【典拠・出典】

【類義語】
媚眼秋波(びがんしゅうは)

【英語訳】
giving an amorous sidelong
casting an amorous glance
playing up to someone behind the scenes

giving an amorous sidelong と casting an amorous glance は、流し目を送る・色目を使う。
playing up to someone behind the scenes は、うまく立ち回るという意味。

暗送秋波(あんそうしゅうは)の使い方

健太
なんだかうやむやのうちに学校新設が決まったね。
ともこ
時間をかけて暗送秋波をおこたらなかったみたいよ。
健太
どうにもスッキリしないよ。
ともこ
そうね、こんな大人になりたくないわね。

暗送秋波(あんそうしゅうは)の例文

  1. 新大統領誕生後、他国に先駆けて会談の場を持ったことで、日本の投票前からの暗送秋波が表ざたになった。
  2. 事ここに至って、あの時の暗送秋波に気づかなかった自分の愚かさに恥じ入るばかりだ。
  3. 彼は、先輩たちはもとより同僚議員に対してさえ常に謙遜の態度で接し、一方で、実力者には暗送秋波を怠らなかった。
  4. 女性スパイにとって暗送秋波は、ある意味最強の武器であった。
  5. 敵対する両国の間に立たされた我が国が生き残るためには、暗送秋波によるしか他に方法が無かったのだ。
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