著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

波濤万里【はとうばんり】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
波濤万里

【読み方】
はとうばんり

【意味】
遠い外国のこと。非常に遠く海をへだてているという意味。

【語源・由来】
「波濤」はおおなみのこと、「万里」は非常に遠い距離のたとえ。はるばると外国へおもむくときの航路・航程などをいう場合もある。

【典拠・出典】

波濤万里(はとうばんり)の使い方

健太
昨日、波濤万里に単身赴任に行っている父さんと電話で話をしたんだ。
ともこ
へえ。波濤万里に一人でいるなんて大変ね。
健太
でも、ちょくちょく電話で話をしているから、離れている気がしないよ。
ともこ
便利な世の中になったものね。

波濤万里(はとうばんり)の例文

  1. 健太くんは、波濤万里に住む彼女と遠距離恋愛をしています。
  2. この絵は、波濤万里からはるばる日本までやってきたんですね。
  3. 私が見ている月は、健太くんが波濤万里の地で見ている月と同じ月なんですよね。
  4. 健太くんは波濤万里に住んでいるので、日本との時差が18時間あります。
  5. 海岸に流れ着いていたごみには波濤万里の言葉がかかれていたので、海流にのってここまで流れてきたごみを見て、海はつながっているんだと再認識しました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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