【四字熟語】
破釜沈船
「釜を破り船を沈む」とも読む。
【読み方】
はふちんせん
【意味】
生還を考えず、決死の覚悟で出陣すること。出陣に際し、炊事をするための釜をこわし、船を沈め、退路を断つこと。
【典拠・出典】
『史記』「項羽紀」
【類義語】
・背水之陣(はいすいのじん)
破釜沈船(はふちんせん)の使い方
健太くん。これを売り切らないと、今日は無事に家に帰ることはできない。そういった破釜沈船の覚悟でこのシュークリームを売るのよ。
ええっ。そんな覚悟が必要なの?
売れ残ったらもったいないじゃないの。
作りすぎたともこちゃんが悪いんだと思うんだけど。
破釜沈船(はふちんせん)の例文
- この企画を成功させないと首にするといわれたら、破釜沈船の心意気でがんばるしかない。
- 破釜沈船の覚悟で戦い、辛くも勝利しました。
- 後がないという破釜沈船の精神で受験したので、奇跡的に合格することができたんだと思います。
- ここを乗り切らないと会社がなくなるという状況だったので、破釜沈船の気持ちで社員一丸となって励みました。
- 破釜沈船の精神で挑まないと、軽くひねられてしまいますよ。