著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

罵詈讒謗【ばりざんぼう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
罵詈讒謗

「讒謗罵詈」とも言う。

【読み方】
ばりざんぼう

【意味】
ありとあらゆる悪口をいうこと。

【語源・由来】
「罵詈」は口ぎたなく相手をののしること、「讒謗」はそしるという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
悪口雑言(あっこうぞうごん)
罵詈雑言(ばりぞうごん)
讒謗罵詈(ざんぼうばり)

罵詈讒謗(ばりざんぼう)の使い方

ともこ
一人の生徒を吊し上げて罵詈讒謗の限りを尽くすなんて、これはれっきとしたいじめよ。
健太
間違いないね。これは告発しないといけないね。
ともこ
みんなが勇気を持って止めないと、いじめはなくならないわ。
健太
カビの繁殖みたいなもんだよね。根絶しないといつの間にかすぐに広がる。

罵詈讒謗(ばりざんぼう)の例文

  1. 客だからと言って店員への罵詈讒謗が許されるわけではないでしょう。
  2. 親に向かって罵詈讒謗をはくなんて、一人で大きくなったつもりなのか!
  3. 健太くんは罵詈讒謗の限りを尽くしてともこちゃんをののしっていきました。
  4. 急に見知らぬ若者が言いがかりをつけてきて、罵詈讒謗をあびせかけてきました。
  5. 健太くんの罵詈讒謗はひどく汚い言葉で、耳を覆いたくなるようなものでした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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