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右顧左眄【うこさべん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

右顧左眄

右顧左眄の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
右顧左眄

【読み方】
うこさべん

【意味】
右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。

四字熟語の博士
「右顧左眄」は、右を見たり左を見たりして周囲の意見が気になりすぎて、自分の判断ができなくなることを表すんだよ。
つまり、ためらいや迷いがある状況を表しているんだ。
助手ねこ
ほんなら、「あっちを見たり、こっちを見たりして、決断できへん」ってことやな。
人の意見ばっかり気になって、自分の判断ができへんくなるんやな。
これは、「迷ったときでも自分の意見を持つ大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「顧」は、振り返ってみること。「眄」は、横目で見ること。日和見主義。

【典拠・出典】

【類義語】
・右顧左顧(うこさこ)
・左眄右顧(さべんうこ)
左見右見(とみこうみ)
左顧右眄(さこうべん)
右往左往(うおうさおう)
左顧右視(さこうし)
・左視右瞻(さしうせん)
・左瞻右視(させんうし)
首鼠両端(しゅそりょうたん)
二股膏薬(ふたまたこうやく)

【英語訳】
vibrate、oscillate、hover、vacillate

英語例文
右顧左眄する。be unable to make up one’s mind

右顧左眄(うこさべん)の解説

カンタン!解説
解説

「右顧左眄」っていうのは、右を見ても左を見ても、どちらを選んだらいいかわからなくて、迷っちゃってる状態を表すんだよ。そのまま考えると、どちらの方向も見て、あれこれと考え込んでしまって、なかなか決められないっていう意味だね。

「顧」っていうのは、ちょっと気になって後ろを振り返ったり、気にかけて見ること。「眄」っていうのは、ちらっと流し目で見ることを意味しているんだ。

たとえば、「右顧左眄して評価を下せない」っていうときは、たくさんの意見があって、どれが正しいかわからなくて、なかなか評価を決められない状況を表しているんだよ。「左眄右顧さべんうこ」とも言うよ。どっちも同じ意味だから、どちらを使っても大丈夫だよ。

右顧左眄(うこさべん)の使い方

ともこ
今日はすごかったね! この学校を卒業したアイドルが突然来校するというハプニングがあって大歓声だったね。
健太
そうだね。落着かなくて、どこに身をおいていいか分からなくなって、右顧左眄して集合できない状態だったね。
ともこ
そうだったわね。それにしてもお話もしてくれたり、歌も歌ってくれたり楽しかった〜
健太
アイドルになってからますます綺麗になってるね。

右顧左眄(うこさべん)の例文

例文
  1. 実際に採決が始まると、みんな急に右顧左眄して、挙手する者はなかなか現れなかった。
  2. 確固たる信念を持たない人は、右顧左眄する。
  3. 右顧左眄して煮え切らない人。
  4. 国会の議場ではみな右顧左眄し、いっこうに先にすすまない。
  5. 自分の意見を忠実に守って、決して右顧左眄しないようにする。
  6. 彼の物にこだわらず、右顧左眄しない性格が頼もしく感じられる。

右顧左眄の文学作品などの用例

  1. 議場ではみな右顧左眄し、隣席の者の目の色をうかがい、<司馬遼太郎・関ヶ原>

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