【四字熟語】
右顧左眄
【読み方】
うこさべん
日本漢字能力検定
1級【意味】
右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。
「顧」は、振り返ってみること。「眄」は、横目で見ること。日和見主義。
【類義語】
・右顧左顧(うこさこ)
・左眄右顧(さべんうこ)
・左見右見(とみこうみ)
・左顧右眄(さこうべん)
・右往左往(うおうさおう)
・左顧右視(さこうし)
・左視右瞻(さしうせん)
・左瞻右視(させんうし)
・首鼠両端(しゅそりょうたん)
・二股膏薬(ふたまたこうやく)
【英語訳】
vibrate、oscillate、hover、vacillate
英語例文
右顧左眄する。be unable to make up one’s mind
右顧左眄する。be unable to make up one’s mind
右顧左眄(うこさべん)の使い方

今日はすごかったね! この学校を卒業したアイドルが突然来校するというハプニングがあって大歓声だったね。

そうだね。落着かなくて、どこに身をおいていいか分からなくなって、右顧左眄して集合できない状態だったね。

そうだったわね。それにしてもお話もしてくれたり、歌も歌ってくれたり楽しかった〜

アイドルになってからますます綺麗になってるね。
右顧左眄(うこさべん)の例文
- 実際に採決が始まると、みんな急に右顧左眄して、挙手する者はなかなか現れなかった。
- 確固たる信念を持たない人は、右顧左眄する。
- 右顧左眄して煮え切らない人。
- 国会の議場ではみな右顧左眄し、いっこうに先にすすまない。
- 自分の意見を忠実に守って、決して右顧左眄しないようにする。
- 彼の物にこだわらず、右顧左眄しない性格が頼もしく感じられる。
まとめ
「右顧左眄」、どちらも選べずに決断できないことはよく見受けられます。生活していく上でよく起きることだが、選ぶのは自分自身だ。