著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

繁劇紛擾【はんげきふんじょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
繁劇紛擾

【読み方】
はんげきふんじょう

【意味】
非常に忙しくて混乱していること。

【語源・由来】
「繁劇」は非常に忙しいこと。「劇」は激しいという意味。「紛擾」は乱れてごたごたすること。

【典拠・出典】
蘇洵「養才」

繁劇紛擾(はんげきふんじょう)の使い方

健太
先生はここにいるかな?
ともこ
ああ。先生なら体育館にいると思うわ。でも体育館は文化祭の準備中で、繁劇紛擾だから、今はいかないほうがいいと思うわ。
健太
でも、すぐに先生に伝えたいことがあるんだ。
ともこ
そこまで言うなら止めはしないけれども、大変なことになっていると思うわよ。

繁劇紛擾(はんげきふんじょう)の例文

  1. まさに繁劇紛擾といった状況だったので、侵入者には誰も気が付かなかったんです。
  2. 繁劇紛擾で混乱しイライラは頂点に達し、怒号が飛び交っていました。
  3. あの時は繁劇紛擾だったので、凡ミスが頻発しました。
  4. いくつもの案件を抱え繁劇紛擾だったので、書類を別の人に渡し間違えてしまいました。
  5. 繁劇紛擾で誰もが正確な判断ができなかった状況に便乗して、泥棒は金庫を盗んでいったんだと思います。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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