【四字熟語】
筆削褒貶
【読み方】
ひっさくほうへん
【意味】
批評の態度が公正できびしい「春秋筆法」を表す語。
【語源・由来】
「筆削」は書くべきものは書きとり去るべきところは削ること。「褒貶」は褒めるべきところは褒め、貶すべきところは貶すこと。
【典拠・出典】
『経学歴史』
筆削褒貶(ひっさくほうへん)の使い方
健太くん、意気消沈しちゃってどうしたの?
僕の作文への先生の批評が筆削褒貶だったんだ。
うわあ。筆削褒貶というか罵詈雑言ね。
ねっ。ひどいでしょう?やっつけ仕事にした僕が悪かったんだけど、これはひどい。
筆削褒貶(ひっさくほうへん)の例文
- 僕の飲食店への批評は筆削褒貶、辛口だが公正を心がけているので、参考にしてくれる人が多いです。
- 先生は筆削褒貶であると有名だから、先生に作品を見せるのは、大変緊張します。
- 筆削褒貶と評判の人が選考委員に入っているから、これは手ごわいぞ。
- ともこちゃんは筆削褒貶なのに、彼女が掛け値なしに褒めるってことはすごいことなんだよ。
- 君たちの将来を思って、評価は筆削褒貶で行うので覚悟してください。