【四字熟語】
百里之命
【読み方】
ひゃくりのめい
【意味】
一国の運命。君主から委任されて行う政治のこと。
【語源・由来】
「百里」は中国周代における諸侯の国。百里四方の諸侯の国の政治のことで、当時は諸侯がそれぞれ国を治めていた。
【典拠・出典】
『論語』「泰伯」
百里之命(ひゃくりのめい)の使い方
百里之命を預けることができるような総理大臣はいないのかな?
うーん。なかなかこの人という人が出てこないわよね。
出てこないということは、そもそも百里之命は神様の手にゆだねられていて、この国は亡びる運命だということなのかな。
このまま出てこないとそういう百里之命なのかもしれないわよね。
百里之命(ひゃくりのめい)の例文
- 百里之命を背負うべきは男女を問わず、立派な人であってほしい。
- 健太くんが百里之命を担うには、心が幼すぎると思います。
- 百里之命を受けて、まだ幼い王の代わりに私が政治を執り行います。
- 僕が百里之命を受けたのであって、ともこちゃんが受けたわけではないのだから、しゃしゃり出てくるところではありませんよ。
- 百里之命がこの小さな肩にかかっています。