【四字熟語】
風岸孤峭
【読み方】
ふうがんこしょう
【意味】
いかめしくて厳しく、角立って人と融和しないために孤独なこと。
【語源・由来】
「風岸」は性質が角立って人と融和しないこと。「孤峭」は性質がけわしく世間から孤立すること。
【典拠・出典】
『続通鑑綱目』「二三」
風岸孤峭(ふうがんこしょう)の使い方
あそこの家のおじいちゃんは風岸孤峭だよね。家族はいないようだし、このままだと孤独死してしまうよ。
そうね。もう少し柔軟な性格だったら、近所の人は話しかけやすいのにね。
あのおじいちゃんのお風呂に柔軟剤を入れてみようか。
そんなことをしたら余計に頑なになるに決まっているじゃないの。
風岸孤峭(ふうがんこしょう)の例文
- 健太くんは風岸孤峭なので、クラスで浮いています。
- 今は丸くなったけれども、昔は風岸孤峭だったので、常に孤立していました。
- 風岸孤峭な健太くんは、いつも心に怒りを湛えているようです。
- ともこちゃんは、風岸孤峭だった私にしつこいほど声をかけてくれた唯一の人です。
- 風岸孤峭な健太くんに、チームワークを必要とするバスケットボールは向いていないんじゃないかな。