【四字熟語】
風餐雨臥
【読み方】
ふうさんうが
【意味】
旅の苦しみや野外での仕事の苦しみ。また、野宿をすること。
【語源・由来】
「風餐」は風に吹かれて食事をすること。「雨臥」は雨にうたれながら寝ること。
【典拠・出典】
杜甫「舟中」
【類義語】
・風餐露宿(ふうさんろしゅく)
・飧風宿水(そんぷうしゅくすい)
風餐雨臥(ふうさんうが)の使い方
健太くん。お父さんと喧嘩をして家出をしていたんですってね。その間どうしていたの?
風餐雨臥していたんだよ。ちょうど雨が降っていてつらかったよ。
家出するなんて、いったい何が原因で喧嘩をしたのよ?
どっちのアイドルがかわいいかでもめたんだよ。
風餐雨臥(ふうさんうが)の例文
- 今は会社の社長のいすに座り優雅な暮らしをしているけれども、こうなる前は風餐雨臥の苦労をしたこともある。
- 風餐雨臥のつらさを知っているので、人生で失敗はしたくない。
- 路頭に迷って、家族に風餐雨臥の生活をさせるわけにはいかない。
- すべてを失った健太くんは、公園で風餐雨臥していますよ。
- 風餐雨臥していた日々に、絶対にのし上がってやると心に誓ったんです。