【四字熟語】
並駕斉駆
「並駆斉駕」「斉駆並駕」ともいう。
【読み方】
へいがせいく
【意味】
力や能力に差がないこと。
【語源・由来】
くつわをならべる、数頭の馬がそろって一台の車を引っ張り疾駆すること。ともに肩を並べて進み力に差がないことのたとえ。「駕」は馬車、のりものの意味。「斉駆」は並んで馬を走らせること。
【典拠・出典】
『文心雕龍』「附会」
並駕斉駆(へいがせいく)の使い方
今年のミスコンテストは並駕斉駆でみんなかわいかったよね。
すごかったわね。ミス日本を選ぶようなレベルだったわよね。
選ばれたのはあの子だったけれども、ほかの子も別に劣っているわけじゃ無かったよね。
本当に今回の審査は難しかったわよね。
並駕斉駆(へいがせいく)の例文
- 彼の家と僕の家の家格は並駕斉駆、ほとんど変わらない。
- 並駕斉駆な二人が競っていても、いつまでたっても決着がつかないでしょう。
- 並駕斉駆だった彼らの勝敗を分けたのは、気持ちでした。
- 応募してきた人たちは並駕斉駆なので、何か突拍子もない質問をして試すしかないだろうな。
- みんな並駕斉駆で、この中から代表を選ぶなんて、嬉しくもあり悩ましくもありました。