【四字熟語】
父子相伝
【読み方】
ふしそうでん
【意味】
学術や技芸などの奥義を父からわが子だけに伝えること。
【語源・由来】
「相伝」は、代々伝えること。「子」は、通常男子をさした。女子は、「女」という。
【典拠・出典】
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【類義語】
・一子相伝(いっしそうでん)
父子相伝(ふしそうでん)の使い方
健太くん。お父さんから空手の奥義を教えてもらったんでしょう?奥義ってどんな内容だったの?
父子相伝の秘儀だから、おいそれとは教えられないよ。
ちょっとくらいいいじゃないの。減るもんじゃないでしょう?
父子相伝の奥義は秘儀中の秘儀だから、教えると減るよー。
父子相伝(ふしそうでん)の例文
- 健太くんは、父子相伝の技術に現代風のアレンジを加え、店を発展させてきました。
- 父子相伝の秘儀だからということで、僕は弟子だけれども他人だから、どんなにがんばっても教えてもらうことはできない。
- 歌舞伎は、父子相伝、師弟相承によって演技が洗練されていき、「型」として継承されてきました。
- 父子相伝の奥義はどんなものか楽しみにしていたのに、渡された巻物には「一期一会」と書いてあるのみでした。
- 父子相伝の技術を代々子に伝えるために、ここで絶やすわけにはいきません。