【四字熟語】
二股膏薬
【読み方】
ふたまたこうやく
「ふたまたごうやく」とも読む。
【意味】
定見がなく、あっちへついたり、こっちへついたりすること。
【語源・由来】
「二股」は内股のこと。「膏薬」は練り薬のこと。股の間に塗った薬は、歩いているうちに両足のあちこちにくっつくことから。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・内股膏薬(うちまたこうやく)
・右顧左眄(うこさべん)
二股膏薬(ふたまたこうやく)の使い方
最近、僕のことをこうもりって呼ぶ人が多いんだけど、なんでかな?
健太くんが二股膏薬だからよ。どこの派閥にも属さないならまだしも、あっちについたりこっちについたりふらふらしていて、こうもりみたいじゃない。
二股膏薬って暗に批判されていたわけね。
暗にじゃなくてもろに批判されているわよ。
二股膏薬(ふたまたこうやく)の例文
- 長く生き残っている政治家は二股膏薬である人が多い。
- 二股膏薬な健太くんの本心がわからないから信用できません。
- 健太くんは二股膏薬、こんな人の言葉に騙されるようではまだまだですね。
- 二股膏薬のような行動をする健太くんは、案の定、厳しく批判されました。
- どっちつかずで二股膏薬だった健太くんは、裏切り者と告げ口され、罰を受けることになりました。