【四字熟語】
舞馬之災
【読み方】
ぶばのわざわい
【意味】
火事のこと。
【語源・由来】
「舞馬」は馬が舞踏すること。
中国晋の黄平が、馬が舞踏する夢をみたので、その夢のことについて占いをよくする索紞に尋ねたところ、策紞は「馬が舞うのは火災が起こる前ぶれです」といった。その言葉のとおり、黄平は火災にあったという故事から。
【典拠・出典】
『晋書』「索紞伝」
【類義語】
・馬舞之災(ばぶのさい)
舞馬之災(ぶばのわざわい)の使い方
昨日の夜、やけにたくさんの消防車が走っていたようだけれども、何かあったの?
学校の体育館が舞馬之災にあったのよ。
ええっ。出火原因は何だったの?
体育教官室のタバコの火の不始末らしいわよ。学校内は禁煙にしないとだめよね。
舞馬之災(ぶばのわざわい)の例文
- 気を付けていたのに、隣の家が出火し、もらい火で舞馬之災に見舞われました。
- 舞馬之災のせいで、思い出も財産もすべてを失いました。
- 乾燥強風警報が出ていますので、舞馬之災に気を付けましょう。
- 公園で花火をすると、舞馬之災の危険性がある上、騒音問題になるのでやめましょう。
- 舞馬之災を防ぐために、火をつけたら目を離さないようにしましょう。