【四字熟語】
宛転蛾眉
【読み方】
えんてんがび
【意味】
顔かたちが美しいさま。美人の形容。
【語源・由来】
「宛転」は眉が美しい曲線をなすこと、「蛾眉」は蛾の触覚のように細長く曲がっている美しいまゆ。美人のまゆのたとえ。唐の美女の楊貴妃をたとえた言葉。
【典拠・出典】
白居易「長恨歌」
【類義語】
・曲眉豊頬(きょくびほうきょう)
・明眸皓歯(めいぼうこうし)
宛転蛾眉(えんてんがび)の使い方
ああ。ともこちゃん。今日も君は、宛転蛾眉だね。
そうかしら?美少女コンテストに応募しようかしら?
ぜひ応募すると良いよ。グランプリ間違いなしだろうね。
デビューして、いつか健太くんが大好きなアイドルと共演することがあったら、紹介してあげるわね。
宛転蛾眉(えんてんがび)の例文
- 母は、宛転蛾眉なので、よく姉妹に間違えられます。
- 宛転蛾眉のあなたは、なんでも似合うと思いますが、肌が白いので、真っ白のこのドレスが似合うでしょうね。
- 宛転蛾眉のともこちゃんは、毎日下駄箱にラブレターがたくさん入っていて困っているようです。
- 宛転蛾眉の彼女と歩いていると、町中の人が振り返って彼女を見ていることに気が付きました。
- 宛転蛾眉の彼女は、化粧っ気がないのにとてもきれいです。