【四字熟語】
文従字順
「文従い字順(したが)う」とも読む。
【読み方】
ぶんじゅうじじゅん
【意味】
文章の筋がとおっていて、表現もよどみなくわかりやすいこと。
【語源・由来】
「従」「順」はともに、順調にはこぶ、さからわないこと。
【典拠・出典】
韓愈「南陽樊紹述墓誌銘」
文従字順(ぶんじゅうじじゅう)の使い方
健太くん。悲しそうな顔をしてどうしたの?
僕が提出した作文の宿題が、文従字順の名文だからコンクールに学校代表として出そうって先生が言ったんだ。
良かったじゃないの。それで、なんで悲しいの?
実は、これを書いたのは僕じゃなくて母さんなんだ。本当のことを言えなくてつらいよー。
文従字順(ぶんじゅうじじゅう)の例文
- ともこちゃんの書く文章は文従字順で、この学校内でかなうものはいません。
- 健太くんの小説は文従字順で、玄人はだしの名文でした。
- こんな文従字順な文章を本当にたった6歳の少年が書いたというのですか。
- 文従字順な健太くんの作文には感動させられましたよ。
- ともこちゃんの作文は文従字順で、一夜漬けで書いたとは到底信じられないものでした。