【四字熟語】
精神統一
【読み方】
せいしんとういつ
【意味】
心の働きを、ある一つのことに集中すること。
何か目的をもってこれを達成しようとするときに、心をその一点に集中することをいう。
「精神統一をはかる」などと表現する。
【語源・由来】
「精神」の意味は、こころ、気力、意気、気持ち、心構え、知的・理性的な心のはたらき。
「統一」の意味は、一つにまとめてあわせること。
「神」の旧字体は「神」。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・精神一到(せいしんいっとう)
・一心精進(いっしんしょうじん)
【英語訳】
・Mental unification
・Mental concentration
精神統一(せいしんとういつ)の使い方

資料を集めて、統計取って、あ~! 予算の見積もりもしなくちゃ! 忙しい、忙しい。

健太さん、焦ってるわね。手伝いましょうか?

ともこ君、助かるよ! じゃあ・・・、あれ? 何を手伝ってもらえばいいのだろう? 僕は何をしようとしていたんだっけ?

ちょっと、落ち着いて! 忙しくても精神統一よ! 優先すべき事から一つ一つやっていきましょう。
精神統一(せいしんとういつ)の例文
- 剣の道の奥義とは、感覚を研ぎ澄まし精神統一して生まれる一撃をいう。
- 休日は何をしているかって? 何もしないよ。ぼ~っとしてると、煩わしい事を忘れて精神統一できるんだ。
- オリンピックに出場するとなると、周囲の期待が大きくプレッシャーになる。平常心でいられるよう精神統一する事が必要なのだ。
- 雑音が多い場所でも、最初に精神統一すると、集中できる。
- 瞑想は精神統一する方法の一つである。
- 静かな朝の公園をひたすら走る。それが僕の精神統一のやり方さ。
- 人は目に見えるもの、聞こえる音に、心を揺さぶられる。それが良い刺激となることもあるが、心の乱れを生む事もある。だからこそ、精神統一して落ち着きのある人は強いのだ。