【四字熟語】
別有天地
「別に天地有り」とも読む。
【読み方】
べつゆうてんち
【意味】
俗世間を離れた理想的な別天地があるということ。
【語源・由来】
「別に天地の人間(じんかん)に非(あら)ざる有り」の略。
【典拠・出典】
李白「山中問答」
【類義語】
・別有洞天(べつゆうどうてん)
別有天地(べつゆうてんち)の使い方
健太くんのおじいちゃんは、別荘をどこに建てるか決めたの?
うん。自然が豊かで、しかも敷地内に温泉が湧くんだって。おじいちゃんは、ここには別有天地っていって張り切っているよ。
それはすごいわね。
今から完成が楽しみだよ。
別有天地(べつゆうてんち)の例文
- 電気もガスも通っていないけれども、僕にとっては、別有天地、理想郷ここにありでした。
- 健太くんにはつまらない田舎でも、僕には別有天地と思う土地だったんだ。
- ここには別有天地、ここから離れる気はありません。
- 都会は便利だけれどもわずらわしいことがたくさんある、それに比べて別有天地、ここはこんなに素晴らしい。
- わが社が取り扱っている不動産は別有天地、まさに桃源郷のような土地ばかりですよ。