【四字熟語】
貌合心離
【読み方】
ぼうごうしんり
【意味】
交際するのに表面だけで誠意のないたとえ。
【語源・由来】
「貌」は外に現れる形。表向きは合わせてはいるが、心は離れているという意。
【典拠・出典】
『素書』「遵義」
【類義語】
・外巧内嫉(がいこうないしつ)
・内疎外親(ないそがいしん)
貌合心離(ぼうごうしんり)の使い方
健太くん。あの子とは仲が良かったんじゃないの?
彼は、こっちが腹を割って付き合おうとしているのに、貌合心離だから、もう付き合うのをやめたんだよ。
へえ。ただ単にシャイなだけかもしれないわよ。
違うよ。誠意が感じられないからもう無理なんだよ。
貌合心離(ぼうごうしんり)の例文
- 周りに貌合心離な態度をとるから、本当の友達ができないんだよ。
- 部長が貌合心離だから、部員の心も離れていって、今や空手部は廃部寸前です。
- 健太くんは誰に対しても貌合心離で、心の距離が近づくことが怖いのかもしれません。
- 貌合心離といった付き合いをしていると、困ったときに誰も助けてくれませんよ。
- 健太くんが貌合心離なのはちゃんとっした理由があって、転校が多いから、深く付き合うと寂しくなるからなんだそうです。