【四字熟語】
蓬頭垢面
【読み方】
ほうとうこうめん
「ほうとうくめん」とも読む。
【意味】
身だしなみが悪く、むさくるしいさま。
【語源・由来】
「蓬」はよもぎ、「蓬頭」はよもぎのようなぼさぼさの頭髪のこと。「垢面」は垢だらけの顔のこと。外見を気にしない、むさくるしいさまをいう。
【典拠・出典】
『魏書』「封軌伝」
【類義語】
・蓬髪垢面(ほうはつこうめん)
・蓬頭乱髪(ほうとうらんぱつ)
・敝衣破帽(へいいはぼう)
・囚首喪面(しゅうしゅそうめん)
・蓬頭赤脚(ほうとうせききゃく)
蓬頭垢面(ほうとうこうめん)の使い方
昨日、お姉ちゃんの婚約者が、お父さんにあいさつに来たのよ。
へえ。おめでたいね。それで、なんで悲しそうなの?
相手の男性が、泊まり勤務あけで蓬頭垢面なままあいさつに来たものだから、お父さんは大激怒して追い返してしまったのよ。
それは長期戦になりそうだね。
蓬頭垢面(ほうとうこうめん)の例文
- 健太くんは蓬頭垢面だけれども、きっと磨けば光ると思うんです。
- 蓬頭垢面なままでは、一生女性にもてないでしょう。
- 昨日までの健太くんは蓬頭垢面だったのに、急にブランド物で身を固めてきたので、みんな驚きました。
- 蓬頭垢面な君が告白をしても、十中八九振られるだろうね。
- 面接に来た男性は蓬頭垢面で、即落としました。