著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

尨眉皓髪【ぼうびこうはつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
尨眉皓髪

【読み方】
ぼうびこうはつ

【意味】
白毛がまじったまゆと白い髪。老人のこと。

【語源・由来】
「尨」はまじる、白髪がまじること。「皓」はしろい、ひかる。髪が白くなってぬけること。

【典拠・出典】
後漢書』「劉寵伝」

尨眉皓髪(ぼうびこうはつ)の使い方

健太
兄さんが数年ぶりに家に帰ってきたんだけど、父さんが尨眉皓髪になっていてとてもびっくりしたようだったよ。
ともこ
そんなに帰ってきていなかったの?ずっと何をしていたの?
健太
世界中を放浪して回っていたんだよ。またすぐに旅立ったんだけどね。
ともこ
次に会うときは、お兄さんが尨眉皓髪になっているかもしれないわね。

尨眉皓髪(ぼうびこうはつ)の例文

  1. 箱を開けたとたん尨眉皓髪になった浦島太郎は、さぞかし驚いたことでしょう。
  2. 健太くんのおばあちゃんは、あそこにいるかわいい尨眉皓髪な人ですよ。
  3. 尨眉皓髪となっても、ともこちゃんはきれいなままでした。
  4. この家は尨眉皓髪が暮らしやすいように配慮された家なんです。
  5. 尨眉皓髪のおばさんが、僕を村まで案内してくれましたが、歩くのが難儀そうだったので僕が背負って行きました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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