【四字熟語】
名字帯刀
「名字」は「苗字」「苗氏」とも書く。
【読み方】
みょうじたいとう
【意味】
江戸時代、平民が家柄や功労によって姓を名のり、刀をさすことを許されたこと。庄屋や豪商など。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・名字御免(みょうじごめん)
・帯刀御免(たいとうごめん)
名字帯刀(みょうじたいとう)の使い方
名字帯刀は江戸時代、武士の特権だったんだよね。
そうなのよ。豪農・豪商だけが例外として名字帯刀を許可されたのよ。
じゃあ、江戸時代から名字があった僕の家はすごい家だったんだね。
そうなの?健太くんがその末裔だなんて先細りもいい所ね。
名字帯刀(みょうじたいとう)の例文
- 1801年名字帯刀の禁令が出され、それから60年以上庶民は名字を名乗ることはできませんでした。
- 名字帯刀は公には認められていませんでしたが、名字を持っている庶民は存在しました。
- 豊臣秀吉の刀狩りの流れを汲んで、江戸時代も庶民の名字帯刀を禁止しました。
- 我が家は数少ない名字帯刀を許された豪農の一族でした。
- 名字帯刀御免の家柄なのだから、何も恥じることはありません。