【四字熟語】
妄言多謝
【読み方】
もうげんたしゃ
「ぼうげんたしゃ」とも読む。
【意味】
いいかげんな言葉を並べたことを深くおわびしますの意。手紙文などの末尾に置く語。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・暴言多罪(ぼうげんたざい)
妄言多謝(もうげんたしゃ)の使い方
腹が立ったから、手紙に好き放題書いてしまったよ。逆切れされるかな?
そんなに不安なら出さなければいいのよ。
そうなんだけど、この怒りを伝えたいんだ。
じゃあ、手紙の最後に妄言多謝って書いておけばいいんじゃないの。相手は冷静になってくれるかもしれないわよ。
妄言多謝(もうげんたしゃ)の例文
- 手紙の末尾に妄言多謝と書き添えたからと言って、許されると思ったら大間違いだ。
- 言いたい放題の手紙の後に、妄言多謝と書かれたら、怒るに怒れなくなりました。
- 妄言多謝と書き添えられていた手紙は、健太くんの包み隠さない本音の意見が書かれていて、納得せざるを得ませんでした。
- 妄言多謝と書くくらいなら、妄言ばかりの手紙を送ってくるな。
- 今時、意見書に妄言多謝と書いてくる若者がいるなんて、この差出人と直接会って意見を交わしてみたい。