【四字熟語】
有脚陽春
【読み方】
ゆうきゃくようしゅん
【意味】
行く先々で恩徳を施す人。
【語源・由来】
唐の宋璟が行く先々で恩徳を施す姿を、当時の人々は、陽春が物をあたため育ていく姿になぞらえ、「脚のある陽春(有脚陽春)」と称したという。
【典拠・出典】
『開元天宝遺事』「四」
有脚陽春(ゆうきゃくようしゅん)の使い方
ともこちゃんはまるで有脚陽春だよね。困っている人を見ると手を差し伸べて歩いているもんね。
困っている人を見て見ないふりをすることができないのよ。
ともこちゃんが困っているとき、きっと今までのともこちゃんの善行を見ていた神様が助けてくれるよ。
私のことを助けてくれるならば、もっと、もーっと困っている人たちを助けてもらいたいわ。
有脚陽春(ゆうきゃくようしゅん)の例文
- ナイチンゲールは有脚陽春、傷ついた人たちの光でした。
- 健太くんは有脚陽春だから、健太くんが通り過ぎると手を合わせて拝む人までいました。
- 有脚陽春であるともこちゃんは、自分の利益しか考えることができない人を悲しい存在だと思っていました。
- 心優しきともこちゃんは有脚陽春で、自分の身を削ってでも人を助け続けました。
- 有脚陽春な健太くんは、被災地に真っ先に駆け付け、救いの手を差し伸べました。