著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

磊磊落落【らいらいらくらく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
磊磊落落

【読み方】
らいらいらくらく

【意味】
心が広くて、小さなことにこだわらないさま。

【語源・由来】
心が大きくてさっぱりしているさまの意の「磊落」を重ねて意味を強調した四字句。

【典拠・出典】
晋書』「石勒載記」

【類義語】
豪放磊落(ごうほうらいらく)
海闊天空(かいかつてんくう)
天空海闊(てんくうかいかつ)
・磊落闊達(らいらくかったつ)

磊磊落落(らいらいらくらく)の使い方

健太
ともこちゃんは磊磊落落だから、こんなことでは怒らないと思うんだけど・・・。
ともこ
なにかあったの?
健太
ともこちゃんが大事にしていたアイドルの写真集を水浸しにしてしまったんだ。ごめんなさい。
ともこ
なんですって!あれはもう手に入れることができない物なのよ。いくら磊磊落落でも許せないわー。

磊磊落落(らいらいらくらく)の例文

  1. 健太くんは磊磊落落で、さっぱりした気性なので後輩たちから慕われるんだと思うよ。
  2. 磊磊落落で快活なともこちゃんは、一緒に話をしていると気持ちが楽になります。
  3. 健太くんのお母さんは磊磊落落だから、あまり怒らないけれども、嘘をついた時は怒ります。
  4. 殿様は磊磊落落な人で、平民とも身分を超えて対等に話をしてくれます。
  5. 磊磊落落なともこちゃんの心は、海よりも深く空よりも大きい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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