【四字熟語】
落落晨星
【読み方】
らくらくしんせい
【意味】
しだいに仲のよい友人がいなくなること。また、友人が年とともにだんだん死んでいなくなること。
【語源・由来】
「落落」はまばらでさみしいさま。「晨星」は夜明けの空に残っている星のこと。明け方の空に残っていた星が一つ一つ消えていく意。
【典拠・出典】
劉禹錫
【類義語】
・晨星落落（しんせいらくらく）
落落晨星（らくらくしんせい）の使い方
健太くんのおじいちゃんは、最近元気がないわよね。
友人たちがどんどん高齢化して、落落晨星となってさみしいんだって。
それじゃあ、若い私たちが遊び相手になりましょうよ。
おじいちゃんが元気になりすぎて困ってしまうかもね。
落落晨星（らくらくしんせい）の例文
- 落落晨星というように、あの人も亡くなってしまったから、次は私かな。
- 年を経るごとに落落晨星、届く年賀状が喪中はがきに代わっていきました。
- 落落晨星で、外出したいと思えなくなりました。
- この年になると落落晨星、生きている友人を数える方がはやいです。
- 落落晨星となって、新聞の訃報欄で友人の名を見かけることが多くなりました。
