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洛陽紙価【らくようのしか】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
洛陽紙価

「洛陽の紙価、高からしむ」の形で用いられる。

【読み方】
らくようのしか

【意味】
著書が世にもてはやされて、よく売れること。

【語源・由来】
「洛陽」は中国の地名。「紙価」は紙の値段のこと。中国西晋の左思は賦に巧みで、その作品「三都賦」は傑作で評判がよかった。洛陽の人々は争ってこの作品を書写したので洛陽の紙が不足して値段が急騰したという故事から。

【典拠・出典】
晋書』「左思伝」

洛陽紙価(らくようのしか)の使い方

健太
芥川賞を受賞すると、洛陽紙価となるよね。
ともこ
そうね。ノミネートされた段階でも相当売れるわよね。
健太
洛陽紙価となるためには、有名な賞を受賞するのが手っ取り早いんだね。
ともこ
そうね。口コミで本が売れる時代じゃないからね。

洛陽紙価(らくようのしか)の例文

  1. 今回の本が洛陽紙価となったのは幸運だったけれども、次回作へのプレッシャーが半端ないです。
  2. 出版不況が叫ばれ、洛陽紙価となる本が減っています。
  3. 洛陽紙価となるような、人とは違うつきぬけた文章を書く作家がいなくなりましたね。
  4. ともこちゃんが認めた作家は、必ずのちに洛陽紙価となります。
  5. 今期のドラマの原作になった本は、洛陽紙価となり、店頭に山積みにしてもすぐに売れてしまいます。

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