著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

蘭桂騰芳【らんけいとうほう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
蘭桂騰芳

【読み方】
らんけいとうほう

【意味】
蘭や桂が香りたつ。子孫が繁栄することのたとえ。

【語源・由来】
「蘭」はらん。「桂」はかつらの木。ともに香草・香木の類で、君子の美質また子孫のたとえ。「騰芳」はにおいたつ、香りたつこと。「騰」はあがる意。

【典拠・出典】

【類義語】
蘭薫桂馥(らんくんけいふく)

蘭桂騰芳(らんけいとうほう)の使い方

ともこ
健太くんの家を新しく建て替えるんでしょう?
健太
そうなんだ。でも、計画がなかなか進まなくて困っているんだよ。
ともこ
何かあったの?
健太
おばあちゃんが、蘭桂騰芳となるために風水の考えを取り入れようとしているものだから、あの方角がいいとか、この時期は駄目だとか言い出してきりがないんだよね。

蘭桂騰芳(らんけいとうほう)の例文

  1. 蘭桂騰芳となるように、縁起がいい植物を庭に植えました。
  2. 子供の数が減ってきているので、蘭桂騰芳であれと願わざるを得ません。
  3. 我が家が蘭桂騰芳であるように、毎年、家族で神社にお参りに行きます。
  4. わが家の歴史が途絶えることがないよう蘭桂騰芳であるよう祈っています。
  5. 蘭桂騰芳となるために、先祖代々のお墓をきれいにしましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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