【四字熟語】
覧古考新
「古」は「故」とも書く。
「古きを覧、新しきを考う」とも読む。
【読み方】
らんここうしん
【意味】
古きをかえりみて、新しきを考え察すること。
【語源・由来】
「覧古」は、古きをおもうこと。懐古。
【典拠・出典】
『漢書』「叙伝」
【類義語】
・温故知新(おんこちしん)
覧古考新(らんここうしん)の使い方
何のために歴史の勉強をするのかな?もう終わったことじゃないか。
覧古考新するためよ。人は愚かだから、同じ過ちを繰り返すでしょ?
確かに年表を見ていると、国境を越えて同じことをやっているよね。
愚かな行為が歴史の年表から一つでも多く減るように、しっかり学ばないといけないのよ。
覧古考新(らんここうしん)の例文
- 覧古考新というから、先輩方の論文を調べれば何か糸口が見つかるかもしれません。
- 日本人は覧古考新という考えを捨て、明治に時代が変わる際に、一気に西洋化させました。
- 覧古考新の精神を大事にしていくことで、未来が拓けると考えています。
- 覧古考新ということもあるから、古くさいといわずに目を通してみるといい。
- この建物は、覧古考新の思想を大事にして、伝統的な技術を利用して作りました。