【四字熟語】
乱臣賊子
【読み方】
らんしんぞくし
【意味】
国を乱す悪臣と親に背く子供。
【語源・由来】
「乱臣」は主君に背いて国を乱す家臣のこと。「賊子」は親不孝な子供の意。不忠不孝の者をいう。
【典拠・出典】
『孟子』「滕文公・下」
【類義語】
・乱臣逆子(らんしんぎゃくし)
・逆心賊子(ぎゃくしんぞくこ)
乱臣賊子(らんしんぞくし)の使い方
健太くんのお母さんが、健太は乱臣賊子だって嘆いていたわよ。
ちょっと母さんの言うことに逆らっただけなのに、大袈裟だよね。
二人の喧嘩を見たわけじゃないから、よくわからないけれども、お母さんを泣かせるのはだめよ。健太くんが悪いわよ。
母さんに謝っておくよ。
乱臣賊子(らんしんぞくし)の例文
- 乱臣賊子が多いので、安心して政治を執り行うことができません。
- 法治国家なのに、乱臣賊子が罰せられないまま大きな顔をしているなんておかしい。
- 日本は乱臣賊子がのさばっているから、未来は明るくないだろう。
- 乱臣賊子がはびこるこの国を一掃したいと思っています。
- 健太くんは、乱臣賊子になって親に心配ばかりかけている不埒者です。