【四字熟語】
流觴曲水
「曲水流觴」ともいう。
【読み方】
りゅうしょうきょくすい
【意味】
曲折した水の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎないうちに詩を作り、杯の酒を飲むという風雅な遊びのこと。
【語源・由来】
「觴」は杯の意。「曲水」はいく曲がりも曲げて作った人工の小川のこと。中国晋の王義之が、会稽の蘭亭に文人を集めて行ったのに始まるという。
【典拠・出典】
王羲之「蘭亭集序」
【類義語】
・曲水流觴(きょくすいりゅうしょう)
・曲水之宴(きょくすいのうたげ)
流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)の使い方
明日、私の家の庭で流觴曲水を催すんですって。
へえ。ともこちゃんの家の庭は広いもんね。さぞかし優雅な催しになるだろうね。
健太くんもおいでよ。
僕は、即興で歌を詠むなんてできないよー。もっと人生経験を積んでからにするよ。
流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)の例文
- 流觴曲水が昔の風習通り、三月三日に行われます。
- ともこちゃんの家は、流觴曲水を行うために、庭に水を引いています。
- 流觴曲水を催すなんて、なんて風雅な人なんでしょう。
- 流觴曲水は日本でも催されていて、それを絵にしたものが残されています。
- 今年の節句は、流觴曲水で楽しいひと時を過ごそうと思う。