【四字熟語】
鏤塵吹影
「吹影鏤塵」ともいう。
「影を吹き塵に鏤む」とも読む。
【読み方】
るじんすいえい
「ろうじんすいえい」とも読む。
【意味】
無駄な努力。やりがいのないことのたとえ。また、とりとめがない、つかみどころがないことのたとえ。
【語源・由来】
影を吹いたり、細かなちりに刻みほろうとする意。「鏤」はきざむこと。
【典拠・出典】
『関尹子』
【類義語】
・吹影鏤塵(すいえいろうじん)
鏤塵吹影(るじんすいえい)の使い方
僕のおじいちゃんは、いわゆるバーコードってやつで、髪の毛がほとんどないんだけど毎週美容院に通っているんだ。
鏤塵吹影ね。
そうなんだ。でも誰も鏤塵吹影だなんて本人に言うことはできないんだ。
永遠に言わないほうがいいと思うわ。
鏤塵吹影(るじんすいえい)の例文
- どうせ明日にはまた新しい葉っぱが落ちるんだから、毎日落ち葉を掃くなんて鏤塵吹影だ。
- オリンピック選手になることができないなら、水泳を続けることは鏤塵吹影だと考えました。
- 先生が私たちに課した練習は、鏤塵吹影ではなかったんだと勝利してようやく気が付きました。
- 鏤塵吹影なんじゃないかと疑いながらやっているうちは、成果は出ません。
- 鏤塵吹影なことなんてない、何だって経験となって、いつか役に立つんだ。